まず、どの決定を下すべきかを決め、その決定を裏付ける指標を選びます。指標の名前よりも、計算方法、範囲、確認サイクル、担当者が同じ意味で理解することが重要です。
目標と観測値を結ぶ
B2Bの問い合わせを増やす目標であれば、フォームの送信件数だけを見る場合と、実際に商談につながる有効な問い合わせ件数を見る場合では、判断が変わります。コマースなら注文数が増えてもキャンセル・払い戻しや割引費用を反映すると収益が変わることがあります。どの結果を成功と見なすかを最初に合意します。
指標ごとに定義書を残します
指標名、計算式、データソース、包含・除外条件、比較期間、確認頻度、責任者を記録します。 「コンバージョン率」も、ユーザーベースかセッションベースかによって異なります。条件が変わった場合は、過去の数値と同じ条件で比較できるかを明記します。
結果指標と原因を探す指標
売上または有効な問い合わせは結果を示しています。検索インプレッション、コンテンツ訪問、ボタンクリックは、その変化の原因を確認するのに役立ちます。すべての数値を増やすことを目指すのではなく、目標の達成に伴って悪化する可能性のあるコストや品質の指標も確認します。
AI上の表示・言及をKPIにする場合
観察した質問の範囲とサービス、言語、測定方法をまず固定します。自社で観察・算出した引用率は内部管理指標であり、検索エンジンの公式スコアと区別する必要があります。インプレッション数と実際のお問い合わせの関係も別途確認してください。
要点
- 目標と意思決定に必要な指標を選択します。
- 計算式・範囲・出典・担当者を定義します。
- 結果指標と原因診断の指標を区別します。
