NAVERの検索ボリュームはNAVER検索広告のキーワードツール、Googleの検索ボリュームはGoogle広告のキーワードプランナーで確認するのが基本です。時期によって関心が高まるかを知りたいなら、NAVERデータラボとGoogleトレンドも併せて見ます。ただし、前の2つのツールが示す検索ボリュームと、後の2つが示す相対指数は、異なる数字です。
私は、検索ボリュームを調べる前に、まず知りたいことを書きます。「この表現を使う人はどれくらいいるか」「いつ記事を公開すべきか」「どのテーマから書くか」によって、必要なデータが変わるためです。4つのツールをすべて開く必要はありません。
1. 月間検索ボリュームと関心の推移を先に区別します
| 知りたいこと | 最初に開くツール | 読む項目 |
|---|---|---|
| NAVERでの検索の規模 | NAVER検索広告のキーワードツール | 月間検索数、PC・モバイルの区分 |
| Googleでの大まかな検索の規模 | Googleキーワードプランナー | 月間平均検索ボリューム、対象地域・期間 |
| NAVERで関心が高まる時期 | NAVERデータラボの検索語トレンド | 期間ごとの相対指数 |
| Googleで地域・時期によって変わる関心 | Googleトレンド | 0~100で示される相対的な関心度 |
検索ボリュームは人数とも異なります。同じ人が別の日に何度も検索することがあります。月間検索ボリュームをそのまま見込み顧客数、予想訪問者数、販売数に置き換えると、計画の出発点からずれてしまいます。自分のサイトが得られる訪問者数は、検索結果にどれほど表示され、クリックされるかによって、さらに変わります。
無料ツールでも、アカウントなしですべての機能を使えるわけではありません。NAVERキーワードツールは、広告主センターの検索広告エリアで使います。Googleの現在の公式ヘルプでは、基本的なキーワード候補の機能を使う場合も、お支払い情報を含むアカウント設定を完了するよう案内しています。ツールの利用と実際の広告配信は区別し、登録中にキャンペーンを作った場合は配信状態を確認してください。NAVERキーワードツールの案内、Googleキーワードプランナーの利用条件
2. NAVERでは、検索語と関連する表現を一緒に調べます
練習用の検索語として「원두 보관(コーヒー豆の保存)」を使ってみます。本記事で特定の検索ボリュームを実測して示すものではなく、読者が自分の業務の検索語で試せる検索手順です。
- NAVER広告主センターにログインし、検索広告 → ツール → キーワードツールに進みます。
- キーワード入力欄に「원두 보관」を入れて検索します。候補があれば、「원두 보관법(コーヒー豆の保存方法)」「원두 냉동보관(コーヒー豆の冷凍保存)」など、関連する表現も一緒に入れます。現在の公式案内では、一度に最大5つ入力できます。
- 結果の月間検索数から、PCとモバイルの項目を記録します。隣の月間平均クリック数やクリック率を、検索ボリュームとして転記しないようにします。
- 必要な関連キーワードを押して、直近1年間の月別検索数の推移を確認します。リストを継続して比較するなら、ダウンロード機能で保存します。
メニューと検索機能は、NAVERの関連キーワード検索ヘルプで説明されています。最初から数百件をダウンロードするより、実際に記事を書けそうな表現をいくつか選び、意味を確認する方が作業を減らせます。
たとえば「원두 보관(コーヒー豆の保存)」と「원두 보관 용기(コーヒー豆の保存容器)」は単語が重なっていますが、必要な答えは同じではありません。前者では保存方法や注意点を説明でき、後者では容器を選ぶ基準やサイズの比較がより必要かもしれません。これは検索意図を分けて考える例です。実際の検索結果にどのようなページが表示されるかを確認して判断する必要があります。
3. Googleでは、数字より先に検索条件をそろえます
Google広告のツールメニューからキーワードプランナーを開き、「新しいキーワードを見つける」に同じ表現を入力します。すでに候補リストがある場合は、「検索のボリュームと予測のデータを確認する」を使えます。入力方法は、Googleの利用ガイドを参考にしてください。
韓国の読者を対象にする記事なら、まず地域を韓国に設定します。期間と検索ネットワークの設定も一緒に記録してください。Google検索だけを比較したいのか、検索パートナーを含む範囲を見たいのかを決めておかないと、次に検索したとき、数字が変わった理由を探しにくくなります。
月間平均検索ボリュームは、選択した期間・地域・検索ネットワークにおける、そのキーワードと類似パターンの平均検索回数で、デフォルトは12か月の平均です。数値は丸められています。そのため、たとえば「月平均1,000」と表示されても、先月ちょうど1,000回検索されたという意味ではありません。「원두 보관」と似た表現の数字をすべて足して、市場全体の規模を計算することも避けてください。月間平均検索ボリュームの公式定義
単一の数字ではなく範囲で表示される場合は、その範囲をそのまま記録します。「100~1,000」を独自に中間値の550に変えて、細かい順位を付ける必要はありません。2つの検索語が同じ範囲に入るなら、検索ボリュームだけでは優先順位を付けにくい、という結論も役に立ちます。
もう1つ、キーワードプランナーの競合性は、広告主間の競争を説明する項目です。SEOで上位表示されやすいかを示すスコアではありません。広告の競合性が低くても、検索結果には内容が充実したページが多い場合があります。競合性と過去の指標の解説
4. データラボとGoogleトレンドは、公開時期の判断に使います
NAVERデータラボの検索語トレンドでは、テーマ語の下に関連する検索語をまとめ、期間、端末、性別、年齢を選べます。「원두 보관」を最初は単独で入れ、次に関連する表現をまとめて、テーマ全体の動きを見てください。単独の検索語の結果と、複数の表現をまとめた結果では調査範囲が異なるため、別々に記録します。
データラボの結果は、対象期間の最大値を100とした相対値です。100は検索100回という意味ではありません。検索語のグループや期間を変えると、比較の基準も変わる場合があります。別々に検索した2つのグラフの100を見て、両テーマの検索ボリュームが同じだと判断してはいけません。NAVERデータラボの指数の定義
Googleトレンドも、実際の検索回数を提供するツールではありません。地域と期間の全検索ボリュームを基準に正規化した関心度を、0~100で表示します。検索ボリュームが少ない表現は0になる場合があるので、0を「検索した人が1人もいない」と読まないでください。Googleトレンドのデータの解説
私がここで探すのは、1つの高い山より、繰り返される動きです。たとえば、季節が変わるたびに同じ質問への関心が高まる傾向が見つかれば、ピークを過ぎてからではなく、質問が増える前にコンテンツを準備する理由になります。一方、ある週の急上昇が1件のニュースによるものなら、毎年繰り返す需要としては扱いません。関心が高まった理由は、当時のニュースと実際の検索結果を併せて確認する必要があります。
5. NAVERとGoogleの数字が違っても、平均は取りません
同じ検索語を入れても、同じ対象を計測したわけではありません。NAVERとGoogleでは検索が行われるサービスが異なり、ツールの集計期間や類似表現の扱いも同じではありません。2つの数値の平均を取ると、どのプラットフォームの何を示すのか説明しにくい数字になります。
記録表には、少なくとも「検索語、プラットフォーム、検索日、対象期間、地域・端末の条件、表示された値」を残します。そこに「読者が求める答え」と「自社の記事で提供する内容」の2つの欄を加えてみてください。検索ボリュームの表が、そのままコンテンツの作業表になります。
たとえばコーヒー豆の販売店でも、「커피(コーヒー)」という広いキーワード1つだけでは、記事テーマを決めにくいものです。「개봉한 원두를 냉동해도 될까(開封したコーヒー豆は冷凍してもよい?)」のように具体的な質問なら、答える範囲が見えます。検索の規模が小さくても、商品購入後に繰り返し生じる質問なら説明する価値があります。検索ボリュームは、その価値を判断する根拠の1つです。
6. 調べ終えたら、書く記事を1本決めます
候補を集めたら、次の順に絞ってみてください。まず、自分が正確に答えられない質問を除きます。次に、すでに似た記事がないかを確認します。残った質問の中から、読者の困りごとが具体的で、提示できる例や比較基準があるものを選びます。検索の規模と季節性は、その後の優先順位の判断に使います。
「원두 보관」の例なら、保存期間、開封済みかどうか、冷凍後の解凍方法など、読者が実際に選ぶ必要のある項目を書き出すことが次の作業です。より精密な数字を探すより、調べた質問に漏れなく答える記事を作る段階です。表に検索ボリュームだけを残すのではなく、誰が何を決めるための記事なのかも、一文で書き添えておいてください。
